父親の洋平氏と比較しようとする見方に負担を感じたのか

父親である洋平氏憲法改正に反対の立場だ。洋平氏は5月、ある講演で「憲法9条は触るべきではない。現実を憲法に合わせようとする努力をまずしてみることが先だ」と主張した。反面、太郎氏は自衛隊の存在を憲法に明記するための改憲には賛成で、安倍首相の考えに近いとされている。安倍首相が「河野談話」や「村山談話」など、過去の植民支配を日本が謝った談話に代えるために発表した「戦後70年談話」や慰安婦問題に対する考えも違う。洋平氏は2015年6月、日本記者クラブ会見で「(93年に)河野談話を出してからの十数年間、日韓関係は非常にスムーズに理解と協力が進んだ」と評価した。一方、太郎氏は今月4日の外相就任会見で「我が国の立場は安倍首相の戦後70年談話と、両国政府が確認した日韓合意にある。それ以上私が付け加えることはない」と述べた。

http://vururu.jp/profile/14815/ https://workshift-sol.com/users/view/109093父親の洋平氏と比較しようとする見方に負担を感じたのか、太郎氏は4日、外務省職員に「河野洋平河野太郎人間性も考え方もまったく違う。(洋平氏が外相だった)当時の経験は横において、河野太郎とおつきあいいただきたい」と呼びかけた。

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